開いた蛸を風が翻弄
答えは見つからないままフェリーの出航が近づく。時間を気にしながら漁協を出ると開いた蛸を乾いた北西の風がマストに畳まれた帆のように翻弄していた。ふと「最近、少しタコが獲れるようになった。」という先ほどの会話を思い出す。(南浦)
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