Installation art - 森美術館長講演 -
- 「米ソ冷戦という二項対立が崩壊した。それに替わり多様で多極な都市間競争が芸術祭を次々と生み出した。」 → "都市"という言葉はそのまま"地域"と置き換えてみる。
- 「美術館での常設展示だけではなく、"外で、町で、寺院で"企画し展示する。例えばオリエンテーリングで作品を"探す"、中に入ることができる作品など..」 → 野外なら作品は程良い間隔で点在させ、絶妙な周遊空間や適度な回遊時間を創造するべきか。芸術祭の"作品には驚きや変化を"求める。芸術祭を訪れる大半の観客は"体験"もしくは"観光"を求めている。"鑑賞"にくるのではない。
- 「アートを"キャプションさえなく展示"する美術館もあれば、夜間の開館など試みる森美術館などもある。諸説の論争がある。」 → 少なくとも芸術祭で鑑賞者を増やすにはひとつひとつのアート自体について"意見交換する場"を提供すべき。理論や歴史は不必要で..
- 「アートはモノの見方であり、視点の中にアートがある。」 → アートには"気づく力"若しくは"気づこうとする情熱"が必要となる。
- 「行政は環境をいかに良くするかを考え、クレームなどに対してリスクを過度に抑え込もうと考えない。芸術祭は徐々にスケールを拡大するのでなく、最初に大きいインパクトを与える。成果パラメータに動員数など以外、たとえばマスコミ露出回数など検討する。」 → 要は閾値を超える"ワクワク感とスケール感"を出せるか。
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