ひょっとしたら違う人生
黙々と器用にノミを使う人がいる作業場も見えた。声をかけると家の中から木の魚だけでなく、竹の花瓶や絵画まで次々と出して解説してくれた。十代で両親を亡くし配管工として働きこの3月に定年を迎えた。「実は美術学校に行きたかったが..」という。彼に「ひょっとしたら違う人生でしたね」と声をかける。(美々津)
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