1Q84 BOOK 1(4~6月)~2(7~9月) - 村上春樹 - 2009年
ひとりの女のストーリーともうひとりの男のストーリーが並行して始まる。最初は無関係に、徐々に共通項が見え始め、そして読者の期待に応えるように深く絡み始めてゆく。何の先入観も情報もなく読み進んだ。実際の事件をモチーフに展開するとは思ったが展開方向はかなり現実を超越していた。
観念的な部分もあるが、映画化されるのを念頭にしているのかと思うほど固有名詞が並び描写は実に細く、目に浮かぶ。登場する人物のキャラクターも明確で、特に主人公のストイックな青豆の生き方には惹かれる。前半のl緊張感、中盤の意外な展開..結構面白い。
性描写も頻繁にあり酷評を見受けるが、私自身は面白く読みました。(Bookoffにて各\900で購入)
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