「ほんとうは強い日本」 - 田母神俊雄 - 2011年
自衛隊に関する記述は具体的でそれなりに説得力がある。特に戦闘機開発については航空自衛官トップの航空幕僚長であっただけに「日本には航空機を自力で開発する能力ぐらいはある。(103p)」とする一方で、「兵器輸出国は..ランク上の戦闘機などが完成したときに古いヴァージョンのものを他国に輸出して金儲け(105p)」と言い切る。
良く「学校給食がはじまったとき米飯でなくパン食だったのは、アメリカの小麦を日本に買わせるため(132p)」という話は聞くが「2DK..は家族が一緒に住むようになっていない。核家族化を進めて日本古来の大家族制度をぶち壊すため」と言う話ははじめて聞いた。
期待が大きかっただけに食い足りない印象だった。(Bookoffで350円)
| 固定リンク
「「読む」」カテゴリの記事
- 「人間の分際」 曽野綾子 2015年(2025.09.14)
- 「沈黙」 遠藤周作 1966年(2025.08.14)
- 「東大から刑務所へ」実業家 堀江貴文・大王製紙前会長 井川意高 2017年(2025.08.05)
- 続ける脳 茂木健一郎 2018年 (メモ)(2025.07.31)
- カッコウの卵は誰のもの - 東野圭吾2010 -(2025.07.28)



コメント