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2011年9月20日 (火)

「断る力」 勝間和代 - 2009年 -

断る力 (文春新書)

「断る力」 勝間和代 - 2009年 -

 著者は10歳下の1968生まれ。以前、TVを見ていたら「2ちゃんねる」を主宰していた「ひろゆき」との対談で力が入りすぎて、滑りまくったことが忘れられない。あの冷静さを欠いた姿を見ることができたのは幸運だったと思う。(Bookoff 450円)

 しかし、普段は冷静で広範囲な情報量を持つ印象が強い。この著書は成功体験が乏しい私のような人間には役立つが、逆に丸呑みすると怖い。この本の価値は私にとって「優」としましょう。

○「コモディティ」にならないために「スペシャリティ」になる環境を選び抜かなければならない。(p60)
 コモディティは汎用品のこと。著者はバラエティー番組への出演を蹴っている。理由は著者はバラエティー番組ではコモディティだからである。常にスペシャリティをめざさないと部品に過ぎない..と厳しい。

○私たちは自分の扱い方を人に教えている。(p128)
 当然の話も表現が的確だと、うなずいてしまう。この見出しは著者が翻訳した本の原著「史上最強の人生戦略マニュアル」のフレーズらしい。「媚びるな」、気配りしても「堂々と」やれと叱咤される。

○人との関わりの中で「自分の軸」が革新していく(p276)
 著者は書名をひょっとしたら「自分軸」としたかったかも知れない。得意分野の凸凹をうまく組み合わせ、不得意分野を補い合うチームワークを作り上げる話は年を取るほどに切実な課題と感じながら、なかなかうまくできない。

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