ほのかな味 - 豆腐づくり4 -
「きらすまめし」はご飯料理でなかった。醤油に漬けた魚の切れ端を使った「おから料理」だった。公民館の厨房では女性達が互いの家庭の味の微妙な違いを探りながらの会話と調味が続く。計量には経験は必要だがカップや秤などは不要である。初めて醤油をかけずに豆腐を食べ、おからや豆腐を使った料理のほのかな味わいを確かめる。(吉野)
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RICOH CX2 1/73sec F3.5 ISO100 EV0.0 WB:Cloudy 28mm(35mm equiv)
Canon EOS Kiss X3 1/80sec F5.6 400 EV0.0 43(18-55)mm WB:Auto
ネットを探ると「きらす」は「おから」と意味する方言だが、「切らず」の意味があり豆腐と違って「切らずに食べる」ということも意味するという。また、「まめし」は「塗し(まぶし)」の古語という。信憑性は不明だが漢字をあてると「切らす塗し」となる。
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コメント
臼杵で下宿していたころを思い出しました。
私のブログ書くところは 壊れたままです。
投稿: 橋本 幸則 | 2011年1月25日 (火) 10:51
橋本さんへ
そうですね。記事にもあるようにこれは大分市内の吉野ですが、臼杵に近く「きらすまめし」も影響を受けていると思います。地道によそ者の私達に体験する機会を与えてくれる人たちには感謝します。
ところで「ブログをやめます。」って書いてたので..何かあったんかな?とは思ってましたが、壊れてんですか?先日はアクセスさえできませんでしたが、今は一応見ることはできますね。
投稿: 末吉 | 2011年1月25日 (火) 21:48