上海料理 - Dalian Vol.5 -
店内に入ると帆立貝、赤貝、あさり、車海老、法螺貝、伊勢海老、がざみ、うに、なまこ等を収容したアクリル水槽が並ぶ。
上海出身の通訳スタッフの薀蓄の後、皿に盛られた千切りされた野菜と上海蟹の身を皮に乗せて食べる。北京ダックのような食べ方です。確かに旨い。
一見するとタコ焼みたいだが私達はこれを「肉まん」と呼び皆が絶品と称した。
はしたないが、中には肉があんの様に入っているが、一緒に肉から滲み出したのか熱いスープが溜まっている。不用意に噛り付き口を火傷をしてしまう日本人も多いという。
材料を告げられないままテーブルに載せられた料理を食べてみる。(ピンボケで恥)小骨が多いがそれなりに身もある料理の材料は後で「蛇」と伝えられる。顔をしかめる人もいる。料理してこの大きさであるから、実物の太さはかなり大きいことになる。聞けば「養殖している」とのこと。さらに「養殖した方が安全」とも付け加えた。
極めつけは一緒に出された蛇の皮を使った料理である。良く見ると蛇革のイメージが湧いてくる。
中国のビジネスでは宴会が重要です。ホストと客人の関係で席順が決まり、杯は相手より下げて乾杯し、最低でも二度は飲み干し、ホストが主賓に料理を皿に箸で運んで始まり、手酌はご法度である。「50度以上あるパイチュウを飲んだからと..」言っても泥酔はさらにご法度である。そういうマナーを守りながら、お開きになれば礼儀を欠かないように皆で客人をエレベータまで見送る。柳田氏は「宴会はメンツの集大成」と言っています。
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