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2008年8月12日 (火)

役に立たなかった

0808010cicada 「助けて」と言う声で川で流される3人の女の子に気づいた。「泳げる人いませんか」と誰かが叫んだ。岸まで走り、川底の石ころに足を取られながら助けようとしたが別の男性が先にあっさりと掴まえた。私は役に立たなかった。感想を熱心に語り合う女の子たちを後にずぶ濡れで帰宅した。

Panasonic DMC-FZ10 WB:Sunny ISO50 1/10sec F8.0 0.7EV 99mm MF

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コメント

その場にいたら迷いなく走れるだろうか。自分だったらどうなんだろう。行ってどうにもならないときもあるし、行かなかったら後悔しそうだし、考えただけでも悩んでしまうシチュエーション。

投稿: 両子の仁王 | 2008年8月15日 (金) 15:29

3人流されるって、すごい状況ですね。
周りに人がいたらともかく、自分一人だったらたぶん、巻き込まれて逆に溺れるくらいでしょう・・・。

御無事で良かったです。

投稿: asu | 2008年8月15日 (金) 21:45

仁王さんへ
 こんな経験があります。大分市内オアシスタワー近くの交差点の歩道付近で高齢の女性が倒れていました。若い女性が何か面倒を見ているようでした。声を掛けると「車に接触して倒れた」とのことです。そばを人は通り過ぎるけど彼女以外は声も掛けません。
 人口密度とコミュニケーションは反比例するようです。安岐の畦道で同じ状況に出くわしたらどうでしょう?「誰かが助けるだろう」「でしゃばりと思われないか」という変な都会人の感覚が、良い意味で「田舎」だった大分を壊していくような気がします。

asuさんへ
 最大の失敗は「泳げる人いませんか」の声に本当に泳ごうとしたことです。例えばロープを探し、協力者を求めて向かうべきだったでしょう。慌てると判断を誤ります。助けようとして溺れてしまう人の気持ちが少し分かるような気がします。学習しました。

投稿: 末吉 | 2008年8月15日 (金) 22:25

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