「デッドボール×ツツイヅツ」 -渡辺-
デッドボール×ツツイヅツ 著者:渡辺,吉田 祐介 |
地元高校へ入学する前後十日間の青春小説です。十五歳の「ハツ」「高次」そして「きおみ」の心情という縦糸にデッドボールという球技を横糸を絡ませて淡い想いを描いています。視線が中央へ向きがちな若い読者を対象にしていますが、登場する中高生などに臆面もなく方言を喋らせている。「もっと大分を誇りを持とう!」とメッセージを送っている様に聞こえる。
県内、特に大分市在住者にとっては聞き慣れた西寒多(ささむた)神社、空港ホーバー、トリ天、高崎山とうみたまご、敷戸駅と中判田駅、かみ風船..などの名前が次々に出てくる。大分県人として、そして大分市民として応援したくなる。
○大分市内の取り扱い書店
晃星堂・ジュンク堂・紀伊國屋・明屋(高城店・セントポルタ店・フリーモールわさだ店)など(注文する場合は『星雲社経由の本』と依頼してください。)
著者の渡辺さんから「著書の概要」を頂きました。
大分県大分市が舞台の青春小説です。
3人がいっぺんに両思いになるのは難しい。三つ子の様に育った幼馴染の三角関係を主軸に、プレイがしたくて、デッドボールというマイナー球技を同好会づくりからはじめた、主人公たちの15の春の1週間を綴っています。(日本デッドボール協会公認本です)読者層は中学生~30代前半を想定しております。
デッドボールと大分を知ってもらいたい!デッドボールは平成3年に発足し平成5年ごろ、ピークを迎えた球技です。いまは下火となってしまい、公認試合球の国内生産ラインもストップしております。このまま「デッドボール」という球技を廃れさせたくないと思いこの本を書きました。また、作中には、大分県のさくらの名所や藤の名所、大分にしかない水陸両用高速船ホーバーや、大分を代表する国指定史跡・高瀬石仏、鉄道ファンに人気の大分県日田市・夜明駅や、大分名物トリ肉の天ぷらなど、大分の名所やおいしいものが多数登場します。
更にまた、キャラクターの会話は全て大分弁で綴っております。ここのところ宮崎におされぎみの大分ですが、大分は宮崎に負けない観光王国です。湯布院や別府温泉はもちろん、それ以外にも他県に誇れるものを数多く持っています。(来年は国体も予定されています)この本が「デッドボールと大分の良さ」を皆さまにお伝えするツールになれば幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお、著書に使用した挿絵の原画が次の通り個展として開催されます。
- 小説「デッドボール×ツツイヅツ」の世界展
- 場所:府内五番街 若竹園本店ギャラー(カフェスペース)
- 期間:12/1~1/6
- 時間:9:00~19:00
- 入場無料(カフェを利用しなくても入場可)
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