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2007年11月

2007年11月30日 (金)

姫蔓蕎麦

071125river 野生化した「ひめつるそば」が人目に付かず川岸に咲いていた。丸く小さな花の集合体が群れてコンクリートの垂直な壁面を一面、淡いピンク色に染めていた。川の両岸の道を行き来する人はほとんど気づくことはない。(大道

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/500sec F4.0 -0.3EV 432mm AF

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2007年11月29日 (木)

クラック

071125wall 「かんたん港園」には倉庫やそれを利用した店舗が並んでいた。ある飲食店の建物壁面にはクラックを補修した跡が確認できた。幾何学的な「白い道」がくすんだ「灰色の壁」に伸びる。人の意図と無関係にデザインが出来上がるのか。(生石

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/500sec F4.0 -1.0EV AF

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2007年11月28日 (水)

「ゴールドラッシュ」 -柳美里- 1998年

ゴールドラッシュ  /柳美里/著 [本] ゴールドラッシュ /柳美里/著 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する
14歳の中学生が小学生を次々と殺傷し頭部を切断して声明文ととに校門に置いたとされる神戸連続児童殺傷事件から10年が経過した。先日、全国犯罪被害者の会で被害者の父が、「少年審判は非公開で、被害者の知る権利が奪われている」と訴えている。10年経過したと言っても何も終わっていない。そして、今も衝撃は広がっている

この事件に強い関心をもった著者が事件を題材にして翌年に出版しているが完全なフィクションである。私はこれらの情報を一切、知らずにこの本を読み始めてしまった。(ブックオフにて105円で購入)

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2007年11月27日 (火)

桟橋

071125fishing 退役した桟橋は休日には社交場のように釣り人や小さな子供と一緒の親たちが集う空間となる。竿を抱えた中学生たちは眼を皿の様にして、11月の澄んだ海面下を泳ぐ魚影を追っている。(生石)

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/640sec F3.3 -0.3EV 70mm AF

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2007年11月26日 (月)

「デッドボール×ツツイヅツ」 -渡辺-

デッドボール×ツツイヅツ デッドボール×ツツイヅツ

著者:渡辺,吉田 祐介
販売元:櫂歌書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

地元高校へ入学する前後十日間の青春小説です。十五歳の「ハツ」「高次」そして「きおみ」の心情という縦糸にデッドボールという球技を横糸を絡ませて淡い想いを描いています。視線が中央へ向きがちな若い読者を対象にしていますが、登場する中高生などに臆面もなく方言を喋らせている。「もっと大分を誇りを持とう!」とメッセージを送っている様に聞こえる。

県内、特に大分市在住者にとっては聞き慣れた西寒多(ささむた)神社、空港ホーバー、トリ天、高崎山とうみたまご、敷戸駅と中判田駅、かみ風船..などの名前が次々に出てくる。大分県人として、そして大分市民として応援したくなる。

○大分市内の取り扱い書店
晃星堂・ジュンク堂・紀伊國屋・明屋(高城店・セントポルタ店・フリーモールわさだ店)など(注文する場合は『星雲社経由の本』と依頼してください。)

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2007年11月25日 (日)

真っ白な練習船

071126ship 見慣れぬ長さ60mの白い船が入港していた。近寄ると大学名が掲示されていた。甲板で作業中の教官らしき人に声をかけた。「佐伯港から回航して下関に帰港する」と聞いた。返事は必要最小限でそれ以上は話に乗ってこない。「お邪魔しました」と礼を言う。彼はその後も口数の少なく黙々と作業を続けていた。(西大分

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/320sec F4.0 -0.7EV 58mm MF

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2007年11月23日 (金)

悩みながら眺める

071123fishes 筏での作業を手伝い終わると「バケツ持って来よ」と声がかかった。籠で獲ったカワハギ等が筏に活かしてあった。たも網ですくいバケツに入れると魚たちは暴れまわった。店ではお目にかかれない魚も混じる。ストライプを誇示するタカノハダイや赤い隈取りのササノハベラの食べ方を悩みながらしばらく姿を眺める。(西野浦

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/60sec F2.8 0.0EV 36mm AF

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2007年11月22日 (木)

踏ん張って

071118brids 午後から気圧配置が冬型となった。少し強まった風は南東から北西に変わり気温を二度下げた。椋鳥の足元の電線は良く見ると風で細かく揺れている。実は絶妙のバランスをとりながら足を踏ん張っていた。(野津

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/1000sec F6.5 0.0EV 432mm MF

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2007年11月20日 (火)

佐伯

071118saiki 祭りは秋に多い。人間の力ではコントロールできない豊作を祭りで願う。収穫は秋に集中する。しかし、佐伯では祭りで船盛りを作って大騒ぎしてしまう。市町村合併で街中の旧佐伯市のかつての町村の影響を受け以前にも増して海と一体になったと感じる。(大手町

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/200sec F4.0 0.0EV 36mm AF

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2007年11月19日 (月)

飛鳥II

071117asuka2 APUで写真展を見た帰りに別府湾方面の道を下り始めた。日没前30分の太陽光は背中の由布岳で遮られ、手前の山手の街から湾方向へとみるみると日陰になった。妙に明るい湾に船尾が丸くデザインされた見慣れない客船が見える。全長は240mの「飛鳥II」だ。(別府湾)

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/160sec F4.0 -0.7EV 432mm AF

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2007年11月18日 (日)

大野川

071118river 大野川とその支流は旧犬飼町の市街地を蛇行しながら、そして絡み合いながら流れる。街の至る所で「鮎」と書かれた看板を目にする。家や旅館は水面と落差のある岸に競り合うように並び、川と一体となる。(犬飼

Panasonic DMC-FZ10 ISO75 1/80sec F2.8 -0.3EV 96mm AF

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2007年11月17日 (土)

「生きるヒント」 -五木寛之- 1994年

Book 生きるヒント―自分の人生を愛するための12章 (角川文庫)

著者:五木 寛之
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

中学生はこれを読め」から読む。1994年から年一回の間隔で5回執筆されたエッセイ集である。五木は1932年生れだから当時は60歳過ぎ、現在75歳位か..

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2007年11月16日 (金)

冷ややかな照明

071114bird 午後5時を過ぎるとすぐ日没になる。しかし帰宅時に給油する国道の24時間営業のセルフスタンドは昼間の様に明るい。スタンドの冷ややかな照明に国道から車と人が、郊外の畑から虫と小鳥が集まる。鳥の嘴から蛾が見える。(中戸次

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/20sec F2.8 -1.7EV 354mm AF

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2007年11月15日 (木)

干し柿

071113persimmon 人口13万人の企業城下町を歩いた。平日のためか人通りが少ない。店舗の黄色のテント内に渋そうな形をした黄色い柿がきれいに剥かれ吊るされていた。(宮崎県延岡市)

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/250sec F2.8 0.0EV 432mm AF

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2007年11月14日 (水)

黒い壁

071111wall 漁村ぐらいしか残っていないと思っていたコールタールの黒い壁は意外と近くにあった。この古い酒造蔵は文化財として修復されていた。しかし、所々に修復されていない壁が残っていた。その壁には炭の様にコールタールが塗られていた。(戸次本町

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/15sec F5.6 -1.0EV 36mm MF

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2007年11月13日 (火)

デッドボール × ツツイヅツ

071113dead_ball_3 著者から新刊を頂いた。web2.0も所詮は道具にしか過ぎない。ブログも使い方で可能性は広がる。得がたい経験である。堪らず出張中の特急「にちりん」の車中で封筒を開けた。冒頭の数ページに目を通すつもりがついつい読んでしまう自分が子供の様だ。来年は50歳だというのに..

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/30sec F2.8 0.7EV 36mm AF

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2007年11月12日 (月)

早朝の楽しみ

071107birds_2 早朝の長距離通勤でラジオを聞きながら気候の変化を感じる。ニュースだけでない。寺島実郎や金子勝などの評論家の話を聞きながら、車窓越しに国道の季節変化を楽しめる。日の出が遅くなり鳥たちは電線や電柱に等間隔に止まる。(

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/250sec F4.0 -0.7EV 129mm AF

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2007年11月11日 (日)

小さな町おこし

071111candle陽が沈み旧酒造蔵に並べらた手作りの竹灯りに参加者が一斉に点火した。受付に挨拶するとジャス演奏会を勧められた。興味を引かれたが帰宅時間を理由に断り、灯りだけ眺めて小さな町おこしを後にした。観光とは程遠いが既に来年の開催が気になる。(戸次本町

Panasonic DMC-FZ10 ISO200 1/4sec F2.8 -1.0EV 36mm AF

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2007年11月10日 (土)

「毘沙門川」と呼んでいた

071110river 小六の頃、市街地近くに引っ越した。借家の近くには幅10数mの川があり仲間は皆「毘沙門川」と呼んだが、水の少ない「どぶ川」という印象だった。今日、久しぶりにその川のそばを通ると無数の鯔が群れとなって川面を遡っている。川は整備されていたがやはり綺麗とは言えなかった。(住吉川

Panasonic DMC-FZ10 ISO200 1/60sec F2.8 0.0EV 255mm AF

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2007年11月 9日 (金)

戦いはこれからも続く -ブロッコリ-

071108broccoli 農薬なしで野菜を作るには根気がいる。既に3本のブロッコリの茎を虫に喰いちぎられた。葉ならまだ救いようがあるが茎の根元を食べられ、切り倒されるとさすがに溜息が出る。倒されずと針の様に細くなればダメージは計り知れない。かじられた苗を取り替えた。虫との戦いはこれからも続く。

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2007年11月 8日 (木)

「人間失格」 -太宰 治- 1948年

人間失格・桜桃
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

これも「中学生はこれを読め!」で紹介されている。しかし本当に中学生が理解できるのだろうか。太宰は20歳で思想に悩み服毒自殺を試みるが失敗した。21歳で女給と心中するが自分だけ助かった。26歳では入社試験に失敗し自殺を試みるが失敗した。28歳で妻と心中するがやはり失敗した。20歳代に4度も自らの命を絶とうとした。さらに26歳で鎮痛剤による中毒症となり入院中に妻が義弟と姦通事件を起こしてしまう。

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2007年11月 6日 (火)

黒い家

071106coal_tar 漁村の狭い路地を歩くと黒い外壁の家をいくつか見かけた。まるで壁は黒く焦がした様に見えた。しかし、それは焼いたのではなくコールタールを塗っていた。漁村でも少なくなった風景だった。壁の腐食と塩害を防止している。まるでモノクロ写真を見るような黒い壁は波打つような板を使い、妙に洒落ている。(浦代浦

Panasonic DMC-FZ10 ISO200 1/20sec F2.8 -0.7EV 75mm AF

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2007年11月 3日 (土)

流れるように泳いで行く

071104fish 男達は海面を見ながら何やら話し込んでいた。視線の先には枯葉の様な物が海中に漂っていた。水面下数十センチメートルの青い宇宙を発泡スチロールの星をくぐりながらゆっくり、ゆったりと流れるように泳いで行く。ツバメウオの幼魚なのか。ハン・ソロの操るミレニアム・ファルコンなのか。大の男達が大騒ぎするほどの話でもない。(畑野浦)

Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/125sec F3.3 0.0EV 432mm AF

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