猫達は素早く、眼光は鋭い
公園で猫を見かけた。手招きをすると更に数匹が生垣から現れた。用心深い猫は人とは一定の距離を保ち、視界から消えてしまう。逆にすりよって餌をねだる猫もいる。しかし、「こいつ」は低い姿勢から私の伸ばした指先に一瞬にして、前足の爪をかすめさせた。中途半端に野生化している。徒党を組み、ならず者の様に公園を歩き回わる。また時折、素早く動き、鋭い眼光を投げる。(大洲)
Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/80sec F2.8 0.0EV 122mm AF
| 固定リンク
「@大分」カテゴリの記事
- アンダーパス・グラフィティー - 下郡 -(2023.09.24)
- 不機嫌な空 - 住吉泊地 -(2023.09.18)
- 雨上がりの夏 - 海原・大在 -(2023.08.21)
- 海風の回廊 -かんたん港園-(2023.08.14)
- 鎮守の杜にスポットライト(2023.06.14)
コメント
都市とその近郊で野良猫を見かけることはめっきり減りました。昔は、子猫が生まれたのでもらってくれ、とか、裏庭に紛れ込んだ野良猫にえさを一度やったら居ついた、そんな事がよくあったものです。野良猫の入り込める人情の隙間が無くなってきたのかもしれません。猫好きの私としてはちょっと残念です。
投稿: ひで丸 | 2007年6月 8日 (金) 15:52
小学校の頃、何が入った袋をぶら下げて歩いて行く男の人を見つけました。良く見ると袋には子猫が2匹入れられていました。「どうするの?」と尋ねると「捨てに行く」と言うのです。「じゃ、頂戴」と言って、まだ眼もまともに開いていない子猫をもらって家に帰りました。家には既に猫を飼っていました。連れてきた子猫をその猫に見せました。用心深く臭いを嗅いだりしていましたが一匹の子猫を突然くわえてどこかに消えてしまいました。それがその子猫を見た最後でした。小学校の頃の苦い思い出です。
動物は色々飼いましたが、猫が一番多かったのです。そしてすべてが野良猫でした。
投稿: 末吉 | 2007年6月 8日 (金) 23:07