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津久見湾は船影も疎らだった。そしてしばらくすると一隻も見えなくなった。陸岸から3マイル離れている海面は、まるで近所の水たまりの様に滑らかで、帆の陰がうっすらと映った。船縁を覗き込むと深みに差し込む太陽光線が筋になっていた。緑がかった別府湾と異なり豊後水道は深い青だった。透明度は高く浮遊懸濁物の一粒一粒が走馬灯のように見えた。そして通過点の無垢島が見えてきた。(津久見湾)
Panasonic DMC-FZ10 ISO50 1/500sec F4.0 -0.7EV 36mm AF
2007年5月 3日 (木) 07津久見 | 固定リンク Tweet
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