正月に考えた「口コミマーケティング」
○「きっかけ」・・地方で地産地消の産品の販売に励む生産者が安価な宣伝とリピータ確保を考えている。材料として無償ブログと地方公務員を用いる。動機づけは坊農さやかという22歳の雑誌編集長を取り扱った11/3のNHKニュースウォッチ9だった。口コミマーケティング(Viral Marketing)というらしいが、実は自分も類似の発想があった。
○「グループづくり」・・まず市町村か県の範囲でやる気のある生産者でグループを作りブログを開設する。ブログのpingサーバは最大限に利用して産品を掲載し、食べ方の情報も掲載する。見る人に「簡単、時間と手間が不要、道具も今もっているものでOK。」という印象を与える内容とする。食べ方は能書きばかりを書くのはNGで、説明なしでも理解できる写真を2~3枚貼り付ける。
○「公務員をセールスマンに」・・一方、公務員にもpingサーバは最大限に利用したブログを開設させる。そして生産者は彼らに産品を売る。若しくはブログに感想を書くことを条件に無償提供する。ブログを開設していない(できない)公務員にも産品を売る。彼らに産品を受け渡すときに生産者のブログへのコメントを依頼する。イントラネットを利用してメールにブログのURLを書き込めば完璧になる。生産者も産品情報をタイミングよくブログに掲載する。例えば「○○さんへ送ったブリは今日こんな風にして水揚げしましたよ」などと写真付きで掲載する。
○「ブームを創出」・・産品はひとつの産品を一斉に提供する。これを地域みんな(生産者+公務員)で批評する。一定のスパンでひとつずつ提供とブログへの掲載を行う。これを徐々に拡大する。地域には必ず、消費者の立場でブログを開設している人がいる。彼らにも無償の提供を行う。このときブログの「つながる機能」(コメント、トラックバック、ping)を最大限に活用する。
・・正月の初夢か。でも、経費はほとんどかからない。どうだろうか。
| 固定リンク
「「働く」」カテゴリの記事
- 紫の絨毯 - 神楽女湖 -(2020.06.21)
- Maki Annet Loverace(2009.01.31)
- 雨の雫をじっと見ていた(2007.07.06)
- 正月に考えた「口コミマーケティング」(2007.01.04)
- 干渉色(2006.12.05)
「05佐伯」カテゴリの記事
- さざ波と寒風 - 波当津海岸 -(2024.12.21)
- 岬を詠む歌(2024.12.16)
- 風紋、波紋 - 名護屋 -(2024.12.15)
- 無風の海 - 葛港 -(2024.12.10)
- 照明と湿気 - 丹賀砲台跡 -(2024.09.30)
コメント