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2007年1月29日 (月)

牡蠣の家

070127yakigaki 岸壁のすぐそばに漁師が共同で営む「牡蠣の家」があった。プレハブの室内は見事に煤けていた。素人っぽい奥さんが皿、割り箸、殻を開けるナイフを抱えてきた。塩ビ製のざるに入った1kgの牡蠣を持ってくるとコンロに薪を入れ火を起こした。私は千円を支払い早速焼き始めた。そして程なく焼き上がり、殻をこじ開けた。大きな牡蠣に大きな身が入っているとは限らない。客が増えると煙の量も増えた。最後の牡蠣は涙を溜めながらを頬張った。(守江)

Panasonic DMC-FZ10 ISO100 1/60sec F3.3 0.0EV 36mm AF flashzoom35mm

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