「失敗学のすすめ」 -畑村洋太郎-
失敗学のすすめ 著者:畑村 洋太郎 |
○ピタゴラスの定理は確か直角三角形の斜辺の二乗は他の辺のそれぞれの二乗の和に等しいという中学生でも知っている常識である。では現代の中学生は古代ギリシャの数学者と同等の能力を持ち、大学入試前の高校生に至っては彼を凌駕する能力を持っているか。
○これを分かりやすく解説する本がある。工学院大学の畑村洋太郎教授のベストセラー「失敗学のすすめ」である。「教育現場を見て見ますと・・決められた設問への解を最短で出す方法を学ぶ・・」となっている。失敗に対する考え方が良く整理されており、汎用的な考え方に使える。
○この話はほんのプロローグに過ぎない。今、二度読みをしている。私の経験に繋がる事案が多く、そのことを少しずつまとめたい。理系には欠かせない一冊である。
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