ゆむし
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○防衛施設庁は「防衛施設の取得・建設・管理などを行う」(防衛施設庁サイト)となっている。言わば昔の建設省みたいなものなのか。そして技術審議官は庁内のナンバー3で土木建築の技術系トップである。
○「建設企画課が・・建設各社にOBの受け入れを打診していた」「会社が受け入れを決めると、生澤元審議官らは5億円以上の工事を選んで割り振っていた。こうしたやり方は歴代の審議官が引き継いでいた」(NHK)
○建設企画課は技術系である建設部の部門管理担当である。高額工事を発注する立場にあると麻痺するのだろう。麻痺は技術系全体に広がる。妙な仲間意識で技術系がOBまで含めて結束する。そしてトップが率先して継承していく。
○嫌だ。「ぐるみ」じゃないか。とんでもねえ奴らだ。こんなのと一緒にされたんじゃたまらない。役所の仕事を私物化するな。厳罰に処すべし。怒りがこみ上げる。
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○昨年、永田久康衆議院議員(民主)と片山さつき議員(自民)とやり取りを聞いて二人がともに大蔵省(財務省)出身であることを知った。当選三回の永田議員は初当選の片山議員より10歳年下になる。政策直結の判断が求められる部署である。さらに両議員とも東大卒である。経歴が似通っている・・ように見えた。
○しかし、永田議員が仕掛けたライブドアの送金指示メール騒動は彼の経歴から信じられないほどお粗末である。民主党も同様である。
○永田議員の入省後は留学や出向で大蔵官僚の経歴はあまりない。6年で早々に退官し議員となった。一方、片山議員は入省12年で主計官に着任し防衛庁のコストカッターとして働いた。主計官は11人で省庁を手分けし予算査定を行なうようだ。何人かの部下を抱えているだろうが知力と体力は求められる。
○政官民とも人材は重要である。人集め(採用)、人づくり(教育)、組織づくりがうまくいかないといづれも立ち行かなくなる。官僚エリートの片山主計官を着任直後1年でハントした自民党(人集め)と再三、懲罰動議を受ける永田議員の質問内容を吟味(人づくり)できなかった民主党の体質(組織づくり)の差は大きい。上司が部下に「それはウラを取ったのか?」と聞くことはどこでもある話である。民主党(組織)は脇が甘く、そして頼りない。
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妻のチョコお裾分けだと言いながら
ふたり味わうバレンタインを
迷う指馴れぬ用具でこねて焼く
娘の菓子に心が騒ぐ
贈られたチョコの箱開け綺麗さに
ショップで思案の姿重なる
チョコに添え机の中へ気遣いの
メモも見つけて何度読む俺
義理チョコのペンギン俺にすまし顔
若さ甘さに苦笑も貰う
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○脳科学者の茂木健一郎がNTV「世界一受けたい授業」に出演し「アハ(Aha)体験」を紹介した。アニメ「巨人の星」の魔球のヒントを女の子の発言から得たシーンをアハ体験の例とした。落ちる林檎を見たニュートンや浴槽から溢れる湯を見たアルキメデスも同じだ。NTVのサイトに「リラックスした状態を作ること。上手くやろうとして気負ってしまうとよくないです。脱抑制の状態を作ることが大事です。」と掲載されている。Ahaを「ひらめき」と表現している。
○でも、仕事や研究ならAhaを「そうか。そうだったんだ。見つかった。」と表現すべきと考える。答えを探していなければ、Ahaに到達しない。星飛馬も、ニュートンも、アルキメデスも答えを探していたはず。食事中でも、トイレでも、常に頭のどこかに張り付いている。探しているときはヒントとなりそうなものに敏感になる。でも、それはヒントではないことが多い。Ahaにそう簡単に行き着けないことも多い。無駄に時間やエネルギーを費やし、あせることもある。
○そうして、ふとリラックスしたときにAhaに到達することはあるだろう。TVで初めて知っただけの私の誤解かも知れない。でも、もがきの先にAhaは訪れると思った。(敬称略)
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○「表現には引き算が大切」でNHKが取り上げたアートディレクター佐藤可士和について書いた。しかし、私は番組の存在も、佐藤可士和の存在も、そして彼の知名度も全く知らなかった。番組を見たこと自体が全くの偶然だった。つまり全く先入観のない視聴者だった。しかし、共感した。
○さらっと見せて印象に残る。理由が分からないが印象に残る・・写真に興味を感じるようになり、何か見て感じたら、その理由を探すことに最近凝り始めた。理由という言葉を本質を置き換えてもいい。
○佐藤可士和から受けた印象のひとつは彼の「強い視線」である。鋭い視線を持つ人間は仕事もできることが多い。理由探し、本質探しは大人が忘れている。子供になって一所懸命「視る」ことを大事にしたい。
○ブロガーから「ナイスなひと言」とトラックバックを頂いたのは、科学論文の書き方しか興味のない理系なりそこない人間の自分にとっては嬉しい。
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