◇今日、96年から足掛け10年やってきた自分のwebに「更新中止」の宣言を書き込んだ。10年前「webはコンテンツで」「自分が利用したいデータベースを」「せっかくのWorld Wide Webだから下手でも英文を付けて」などと思いながら、陳腐な日記みたいなwebとの差を明確にしようとした。さらに「魚」と「地元」そして「見られること」にもこだわった。
◇おかげでいくつかの雑誌、テレビ、新聞に取り上げられた。 海外からの質問、リンク希望、そして商売のお誘いまでメールでもらった。インターネット黎明期の手作りからやったおかげで、副産物として、HTMLのタグも少しは読めるし、画像の取り扱いや役に立たない小理屈なら、エンジニアには負けても、一般ユーザーなら、若い人でも教える立場である。
◇しかし、慎重かつ意外と几帳面という自分の性格がweb作成に、かなりのエネルギーと時間を自分に強制してしまい、更新が負担となり、ついに一年前から止まった。「もう限界だな、でも、よく続いたな・・」と思った。
◇ところが「これなら楽か?」という安直な考えから、昔、陳腐とバカにしていた日記(Blog)を書こうとしている自分がいる。単なる流行ものへの興味か、Blogに新たなコミュニケーションを求めているのか・・自分でもまだ分からない。そのうち、すぐにBlogの更新が止まり、Blogがlog(航海日誌)ならぬ、後悔日誌になるかも知れない。そして何よりBlog自体が今後、生き延びるかどうか。
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